物質身体の先祖の遺徳は子孫に反映されなくては、霊的意味（真実の在りよう）
からしても公平な扱い（神の裁断）とは言えなくなります。以上から、この世的な先祖の徳性による霊的な力（有形、無形の力）が子孫に反映されるのは、 例え子孫に不相応なものになっても、仕方がない現象と思います。判り易く説明すれば、ドラ息子にも父親の遺徳が反映されるのは仕方がないことと思います。 しかし、転生に伴う徳性の反映は、上記の、この世的なメカニズムとは全く異なっているはずです。即ち、過去世の遺徳は本人（同じ霊魂）に 反映されると云うことです。トヨタは宗教を説くのが難しかったら、「倫風」などに見習って道徳教育を行わなくてはいけなかったのです。 トヨタの倫理に関する啓蒙は、職場などでできたはずですが行ってはいないと思います。

e1

宗教は道徳も含むものでなくてはならないのだから、道徳と対立する
宗教は本物とは言えません。但し古い道徳にこだわれば対立します。しかし、本質は道徳内部の問題なのです。豊田一族は、 （清廉な人はいても自浄作用はなかった⇔区別はできない）祖先の遺徳に頼るなら少しでも、霊的（名誉や利害損得、打算から離れた社会貢献） に遺徳を反映させるべきだったのです。さもないと、この世的な遺徳を食いつぶすことになるのです。遺徳を悪用すれば不徳になるのです。 不徳の転生すれば、不徳を積んだ本人の霊魂に反映されるのです。この世の子孫は社会的な非難は浴びても、転生すれば霊魂は名誉は 回復されるものと思います。但し、この世的客観的証拠なと観出すことさえできない分野なのです。 　

e2

逆縁の論理を持ち出して、私がトヨタを批判、対立しても、対立の
続きを来世に持ち込んで、立場その他の条件を変えて行わなくてはならなくなるなどの解説は、人間が頭で考えた勝手な論理に過ぎないのです。 霊思想に対する謗どくです。ですから対立の構図に決着をつけなくてはならないなどと考える必要はないのです。転生すれば、勝手に地獄に行く人と 自然に極楽世界に行く人と二通りに分かれるだけです。怨念や不平が残れば切り結ぶ縁が生じますが、豊田といえども転生すればフーテン野郎と して生きなくてはならないケースもあり、良くても大きな力は奪われているはずですから、逆縁になっても脅威とはならないのです。 私から対立の解消を行うことではなく相手が行うことです。谷口健彦の知ったかぶりのお節介は無用です。 　

e4

確かに、この世に於いて対立した双方の子孫と子孫の軋轢は
調停されない限りこの世に残る可能性はあります。その現象を盾に、逆縁の論理を説くなどもって他と私は考えます。 次第に霊魂とは関係のないこの世的現象を自分の霊的創作物にすり替えているにすぎないのです。互いに反目する、この世の縁とは別の霊魂がそれぞれの 立場に生まれて霊的な責務を果たしていると考える方が自然です。又、最初に軋轢を起こした霊魂とは関係ない、別の反目する対が、 土俵を借りて戦うと云うこともあり得るのです。この世的には、あたかも対立の悪縁が続いているように観えることもあり得るのです。 霊的な事柄は深遠ですので神の裁きの在りようなど人間が、知ることはできないようになっているのです。 　

e3

上記に例示した現象も転生すれば、それぞれの個人の
霊魂の問題になると考えます。大川隆法が反省すべきを反省した上で、神に転生を許され、仮に今世の続きを来世に行うことになったとしても （今生のつづきではないかも知れません）それとこれとは、意味が違うのです。どれだけ相手を恨んだか？（不徳を積んだか？）どれだけ 啓蒙を含めて社会に貢献したか？（想いのありようによっては徳になる）の問題で裁きを受けるものと思います。縁に関する論理も、この世的な論理を 霊的な論理に持ち込んで知った顔振りをしていてはいけないのです。トヨタ（企業組織も含む）が、私に対する隠徳があったとしても、 最早、頼らなくてもよいから、「何のための隠徳か？」と云う質疑が成立します。結果論ですがお互い様になります。 　

e5

豊田一族といえども徳性がなければ貧困家庭に転生したたまま幸運にも
恵まれなくなるのです。信を捨てた者に運命を変えることはできないのです。（私の定義）嫌でも過去生の部下達の庇護を受けなくてはならなくなっても、 誰も因果を知る人はいないのです。この世の続きを行うことなどできないのです。今生で豊田一族の一部は早い時期の転生を許されるとしても、 所詮、来世は、不徳を与えた人達の風下に立たざるを得なくなるでしょう。又、肉体子孫は当人（子孫となった霊魂）が功罪どちらにしても恩恵を受けるのです。 過去世の縁者との関係は別の論理で働くと考えられます。別の論理では、今生の縁と来世の縁が一致してもよいのです。 徳性が転生にどのように反映されるか？証明できない以上、効力のメカニズムは知では理解できないのです。 　

e6

霊に関することは解らない人にはいくら説明しても判らないように
なっているのです。私も判っていて記しているのではありません。云うならば、効力のメカニズムが想像できると云うことです。どのような形のものが 想像できるか？の問題なのです。その創作物の形が神の裁断の材料となり得ると思っているだけです。以上から神の存在を信じる者は、 メカニズムといえども神（ここで云う神とは、人々の良心の中にある神）の意に沿うような創作物を創らなくてはいけないのです。 蓄財は限度を越えれば不徳になります。あの世などには持って行けないのです。財力をどのように生かすかも、その人の気根と力量です。 財力を持つ人と徳性を持つ人が逆縁（立場を変えて対立する）には、今生の我々の経験とは、別の現象と論理が働くはずです。 　

e7

反作用の起きる可能性の縁もケースばいケースによって霊的な意味は
全て異なるのです。豊田は、何事も一律に解釈する性癖のある、谷口健彦の事態の対策の行わせて結果の追及を放棄すると云う事も 厳密には法律に抵触しているはずです。所詮人間は、この世的な現象を基に様々に霊的意味やメカニズムを類推想像しているにすぎないのです。 唯、一度死んだ人が霊体としてこの世に現われ、様々にあの世の事実やありようを知らせると云う現象もあり得るのです。昔からの「言い伝え」 その他の体験を頭から無視することは危険です。霊的現象は理解不可能であり、この世の尺度で測れば矛盾がでるのです。霊的因果がも存在するとしても、 この世の因果のように固定的なものではないと思います。判れば、守らなくてはいけないのです。