潜在意識、即ち自覚していない意識は、善悪を問うわず、直接無意識のうちに
想いが言動に出るのです。ですから善を採り悪を捨てなくてはいけないのです。深層意識一段目（自分が言っていることの目的や意図に類する概念） の矛盾が言動に現れると思います。さらに、深層意識一段目で自覚できていた場合は、深層意識二段目（自分の想っていることの内容、 例えば打算、計算、信、不信⇔相手を陥れようなどの想いがあるか、ないか、生かしてあげる、助けてあげようと云う想等）思想意識三段目が （増上慢になっていないか？正当化があるか、ないか、流されていないか、どうか？すり替えていないか？不安、恐怖の原因は何か？等）です。 深層意識四段目が自尊心、虚栄心、自己顕示欲で、最深部が、自己、種族保存の本能とします。潜在意識中の悪しき要素が無意識にでると他者から見れば、 あの人の言っていることは、何となくおかしいと云うように現れるので。（感づかれる⇒矛盾を感じる）

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内省が進めば、順次上記のように自分の表面意識の言行のウラに深層意識が
密着していることが解るようになります。段数は、各自が自由に決めればよいのです。極言すれば段の区切りはなくてもよいのです。 但し、表面意識で善の意識を強く抱いている心は、基本的には深層意識との矛盾は起きないのです。深層意識を何処まで下っても、矛盾は生じないのです。 唯、何処まで下っても、完全に純と云うものはなく、度合いはあっても不純物は混在しているのです。又、深部が深いほど克服しにくいものになっております。 善悪から遠ざかるものになり、最深部は克服でないのです。上記、深部四段目の自尊心、虚栄心、自己顕示よくは、他者との善悪を離れたものになっているのです。 神の存在を信じる者は、深層意識各段階を通して、愛がなくてはならないのです。さもないとテレパシーで相互の想念を交換すると疑心暗鬼等の反作用が起きます。



想いが愛になってるから、表面意識で善悪を考慮する必要のないと
想っている人、又は、悪党を自認して悪を捨てる必要ないと思っている人も、結局最深部では悪を捨てなくてはならなくなるのです。理由は、 自分自身の自覚の問題にしろ、本能の領域のものでも、良心に抵触する行為を採れば、良心を捨てなくてはならなくなり神に逆らうことになり、 他者から見ればおかしくなり、受け入れられなくなるのです。さらには、あの世があるとして、地獄で捨てなくてはならなくなるのです。 早い段階で捨てた方が楽なのです。現実は、一概に早い段階と言っても組織の上部に居る人は、深遠な考えがなくては任務が遂行できないのです。 率直に行えさいすればよいと云うものでもないのです。以上の理由から二段目以降で取捨選択をする人が多いのです。唯、二段目以降の取捨選択は流されたり、 正当化したり、すり替え易いのです。解りにくかったり、誤解も受けることにもなるでしょう。 　

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簡単に言えば各段階の想いは、いずれも表面意識に現われているのですが
己を知るとは、自分の想いの中身を知ることであり、どの段階まで知っているか？と云うことでもあるのです。しかし、反省しても完全に 不純物がなくなと云う事はあり得ないのです。「私には、未だ、カクカクシカジカの想いが心の中にある」と自覚しないまま行為で表せば、 二重人格のようになるのです。自覚していれば、取捨選択をして言行に表せるから二重人格様にはならないのです。但し、深層意識の最深部が愛のみになって いれば、取捨選択をする必要はないのです。それは、いわゆる悟った人以外は不可能なのです。そして、又、ここが悟ったと錯覚した人が、実は悟ってはいない ために地獄に堕ちるワナでもあるのです。最深部の性に関するものは、種族保存になくてはならないものなのです。有ってはいけないとすれば矛盾が生じるのです。 　



戻って、深層意識二段目で良心の働きを捨てたり、無視すれば表面意識で
悪党、悪行になるのです。無視すれば、仮性の精神障害になるのです。深層意識二段目で捨てたつもりでも、深層意識三段目には、 未だ良心の働きは影響している証左なのです。順次このように最深部までつづくのです。 テレパシー能力は潜在意識の自覚度によります。 自覚度が深くなるとは、自分の心の中の想いの内容をよりよく知ることなのです。潜在意識が表面意識に融合するとも言えるのです。 その意味は潜在意識も自覚してしまえば、表面意識になるのです。（表面意識と同じこと⇔もう一つの意識⇔複眼と言う）複眼が、具体的なことを話している、 又は、行っている意識を（もう一つの目、即ち、潜在意識にあった概念を見る目）が、二本のレールのように同時働いていることが肝要です。 同時ではなく一旦立ち止まって省り見るものはついては、通常の反省と云えます。訓練で複眼になるのかも知れません。 　

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テレパシーは相手があり、相手の意識との想念の交換であり、想念は
潜在意識でしか繋がりませんので（ユングの心理学を参考にすれば）相手自身が自分の潜在意識を自覚しなくては通じないのです。 想念で話をしかけても一方的なものになるのです。人間は、全て無意識の内に打算計算、愛、貪り、自己保存本能をもっているのです。 だから、相手を想定して一方的に想念で話しかけ、自問自答の形で対話をすれば、相手の潜在意識と対をしていることになるのです。 霊の世界で守護霊と言われる概念は潜在意識のことなのです。自分自身の潜在意識を自覚していない人が特定個人と想念で対話をすれば、 相手の守護霊と話したことになるのです。相手の守護霊との対話は相手が睡眠中でもできるのです。又、守護霊と守護霊の対話は、 双方が潜在意識を自覚していなくてもできるのです。その現象が以心伝心で解ってしまうと云うものです。 　

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以心伝心は、実際に対面して会話を持つか、共に存在する場がなくては
通じないのです。 以上から、テレパシーとは、以心伝心を互いに離れて行なうことであるとも言えるのです。対面して行う以心伝心は、言葉で表現しなくても、 潜在意識が相互に解ると云うものです。テレパシーは、互いに自分の心を率直に語れば一応はできます。「あなたが好きだ」が「あなたが嫌いだ」に変われば、 心が変わったことになるのです。複眼（ニ重孔）を開発するには、一に自分の心の中を見つめて、自己保存以下の概念を見つけることです。二に他人の潜在意識の中に 悪しきものがあったら、自分にもあるかないかも点検することです。三に悪しき事態を時々振り返って、想いの中を物語風に検証することです。 四に複眼の一つは、相手の立場や第三者の立場から自分が見えなくてはいけないのです。五に複眼（ニ重孔）のレールが途切れる場合は、 未自覚の概念が潜在意識にあると云うことですので、それを探し当てることです。



複眼が途切れないようにするには、潜在意識の浅いところ（率直に）で
悪しき概念を除き習慣化することです。(浅いところの方が楽)深いところで必要な人(深遠な思慮の必要な人）は、一旦云ったこと（想ったこと）を 順次前の解説をするように想念上で話すことです。率直に想念で話す例では、「心変わりのし易い人」は、深層意識の自覚に関して克服どが浅いと認識しています。 深遠な例では、心変わりの意味が違って来るのです。本音を説明する必要が出てくるのです。深層意識が深くなれば、中身を知るだけではなく、 克服が難しくなると捉えることもできるのです。又、心の中の本音は、一段深い処にあり、より浅いところでは誤魔かしが利くのです。 自覚していれば方便になるのです。但し、以上は良心の働きが正常な人に限り、良心の働きを無視した人には関係ありません。良心の働きを無視した人は、 悪魔様になります。